過去の実績

過去の実績

集中治療室での研修によって循環器疾患の理解が深まるだけでなく、人工呼吸器管理や血液浄化の実施、全身管理の重要性、チーム医療の素晴らしさ、心肺蘇生についての理解が高まるため、大勢の研修医が2年目にも集中治療室での研修を選択し、その後の医療に役立てようとしています。

2年目に集中治療室での研修を選択した研修医数と選択期間

研修医数 集中治療室を選択した数 平均選択期間(月)
2005年 14 1 4.0
2006年 10 3 1.7
2007年 11 3 1.4
2008年 4 1 2.0
2009年 5 2 1.5
2010年 9 2 1.5
2011年 10 5 1.2
2012年 6 3 1.7
2013年 5 5 2.2
2014年 7 5 2.0
2015年 7 6 1.7
2016年 7 4 1.0
2017年 12 7 1.0
2018年 9 5 1.0
2019年 9 6 2.0
2020年 9 3 1.3
2021年 9 6 1.1
2022年 13 7 1.3
合計 156 74(47%) 1.6

新臨床研修医制度開始以来、156名の初期臨床研修医のうち74名(47%)が2年目にも集中治療室での研修を1~4か月(平均1.6カ月)選択しています。

また、他施設からの研修医受け入れにも対応しています。2年目の研修では、「より積極的」、「より実践的」な研修を行うことができ、1年目研修医の援助医師としての経験が可能です。
循環器救急疾患の急性期診療を理解し、重症患者さんの全身管理を修得することは、将来どんな領域で診療活動を行うかに関わらず、必ず役に立つことだと確信しています。